銀座「茶房 野の花」
2010.01.26 Tuesday
銀座に行くと立ち寄る小さなお店がある。
銀座といっても残念ながら「今治銀座」ではない。
銀座3丁目、銀座松屋のちょうど裏手にある「野の花 司」。
こんな東京のど真ん中に、思わずほっとさせてくれるお店なのだ。
野の花の専門店としてオープンしたのは、およそ15年ほど前だそうで、お店の女性オーナーは、新聞社系の出版部門に勤めた後、編集者として独立された由。
仕事でお花屋さんの仕事を取材してまとめているうちに、その魅力にとりつかれ、自分でやるしかない!と思われて、お店を出すことにしたのだそうだ。

店先には、うちの山の中にあるような山野草が並ぶ。
「野の花 司」。ブログはこちら

私が初めてこのお店に来た時には、「東京ではこういうものが、売れるのか」と新たな価値を見つけてちょっとしたカルチャーショックであった。
このお店もさることながら、2階にあがると「茶房 野の花」がある。
ここはこじんまりとした茶房であるが、とてもくつろげる空間になっている。
わざわざ群馬から出て来てくださったY社長と、そしていつもお世話になっているA先生と3人で美味しいお茶を飲いただいた。
店内にはさりげなく野の花がいけられており、器にそっと水仙が添えられている。
いつもはお抹茶をいただくのだけれど、気分は煎茶だった。
以前はなかった珈琲もメニューに登場していた。

Y社長とは何年ぶりだろうか。
星野富弘美術館のボランティアスタッフをされているY社長さんから、招待券をいただいた。
野の花にいのちの言葉を描いた星野さんの詩画集『風の旅』。
ちょうどこのお店と重なるところが偶然とはいえ、おもしろい。
人との出会いも、偶然が重なって時を紡いでいく。
「いつだったか 君たちが 空をとんで行くのを見たよ
風に吹かれて ただ一つのものを持って旅をする姿が
うれしくてならなかったよ
人間だって どうしても必要なものは ただ一つ
わたしも余分なものを捨てれば 空がとべるような気がしたよ」
そんな星野さんの詩を思い出しながら、群馬のみどりに囲まれた「富弘美術館」に、いつか私も行ってみたいと思った。
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posted by: moritomo | おでかけ | 23:26 | comments(0) | - |



